病気のトピックス~INDEX

花粉症(ブタクサ)〜薬剤師 青木 麻美 〔2016/9/13)

高病原性鳥インフルエンザって何ですか?〜薬剤師 美濃口 豊 〔2014/4/6)

プール熱とはどんな病気でしょう?〜薬剤師 青木 敏朗  〔2013/8/25〕

子宮頸がんワクチンについて part 2 〜薬剤師 美濃口 豊 〔2013/8/5〕

腸内細菌と免疫〜薬剤師 後藤 君代 〔2013/4/10〕

RSウイルス感染症かも! 〜薬剤師 美濃口 豊 〔2012/11/20〕

痛風について 〜薬剤師 美濃口 豊 〔2012/8/6〕

ノロウイルスについて 〜薬剤師 美濃口 豊 〔2012/4/11〕

インフルエンザを予防しましょう 〜薬剤師 青木 敏朗  〔2011/12/22〕

ロタワクチン 〜薬剤師 美濃口 豊 〔2011/11/29〕

風疹について 〜薬剤師 美濃口 豊 〔2011/8/17〕

ポリオワクチンについて 〜薬剤師 美濃口 豊 〔2011/4/15〕

禁煙楽々成功? 〜薬剤師 美濃口 豊 〔2010/11/30〕

子宮頸がんワクチンについて 〜薬剤師 美濃口 豊 〔2010/8/13〕

細菌性食中毒に注意しましょう 〜薬剤師 青木 敏朗 〔2010/8/13〕

虫さされについて 〜薬剤師 青木 敏朗 〔2010/4/13〕

子ども向け肺炎ワクチンとは? 〜薬剤師 美濃口 豊 〔2010/4/8〕

百日咳の集団発生について 〜薬剤師 青木 敏朗 〔2009/10〕

インフルエンザとワクチンについて 〜薬剤師 青木 敏朗 〔2009/10〕

インフルエンザと風邪症候群について 〜薬剤師 青木 敏朗 〔2009/10〕

病気のトピックス~花粉症(ブタクサ)

〜薬剤師 青木 麻美〜

「花粉症」といえば春のスギ花粉症を思い浮かべる方が多いでしょう。たしかにスギは日本特有の木で、スギ花粉症は花粉症全体の7割を占めるといわれています。しかし日本において花粉症として最初に報告されたのは、実はブタクサなのです。

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病気のトピックス~高病原性鳥インフルエンザって何ですか?

〜薬剤師 美濃口 豊〜

インフルエンザウイルスには、A、B、Cの3つの型があります。このうちA型インフルエンザウイルスは、ウイルス表面の18種類のHA(赤血球凝集素)と11種類のNA(ノイラミニダーゼ)という糖蛋白により、多くの型に分けられます。ヒトでの世界的大流行(パンデミック)を引き起こすのはA型のみとされています。日本で毎年冬になると流行する季節性のインフルエンザは、A型インフルエンザであるH1N1亜型、H3N2亜型(いわゆる香港型)とB型インフルエンザです。

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病気のトピックス~プール熱とはどんな病気でしょう?

〜薬剤師 青木 敏朗〜

プール熱の正式な病名は「咽頭結膜熱」といいます。小児を中心にアデノウイルスの感染により引き起こされる病気で、夏の時期にプールなどで感染することからプール熱と言われています。

主症状は発熱(38〜39度)や咽頭炎(腫れや痛み)、結膜炎(充血)などになります。流行時期としては、6月から始まり8月頃までがピークとなりますが、1年を通して発症します。

「咽頭結膜熱」は小児科定点把握疾患になり、国立感染症研究所のHPにて都道府県別の流行状況が確認できます。

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病気のトピックス~子宮頸がん予防ワクチンのリスクについて part2

〜薬剤師 美濃口 豊〜

平成25年6月14日に開催された厚生労働省の第2回厚生科学審議会予防接種 ・ワクチン分科会副反応検討部会、第2回薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策 部会安全対策調査会(合同開催)において、子宮頸がん予防ワクチンとの因果関係を否定できない持続的な疼痛が本ワクチンの 接種後に特異的に見られることから、同副作用(専門的には副反応)の発生頻度等 がより明らかになり、国民に適切な情報提供ができるまでの間、定期接種を積極的 に勧奨すべきではないとされました。

今回の措置で接種間隔を超える、市の助成が受けられる期間内での接種ができなくなるなどのケースが想定されますが、国では今後速やかに方針が出せるよう検討するとのことです。

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病気のトピックス~腸内細菌と免疫

〜薬剤師 後藤 君代〜

昨年の冬、ヨーグルトを食べるとインフルエンザにかかりにくくなると話題になり特定のヨーグルトが品薄になったことは皆さんの記憶に新しいことと思います。インフルエンザとヨーグルト、どんな関係があるのでしょうか。

ヨーグルトは牛乳を乳酸菌で発酵した食品です。この乳酸菌がインフルエンザの予防に効果があるということは以前から分かっていました。乳酸菌によって腸内細菌のバランスが良くなると免疫細胞が活性化してインフルエンザにかかりにくくなるのです。

免疫細胞が活性化して予防効果があるのはインフルエンザだけではありません。がんの予防や再発抑制、コレステロール抑制、さらには食物アレルギーや老化の抑制にも効果があることが分かってきています。

腸内には100種類(500種類という説もある)100兆個の細菌が住みついています。この細菌は腸内細菌と言われています。その重量は約1kgあるそうです。腸内細菌には善玉菌と悪玉菌が存在します。

善玉菌:乳酸菌、ビフィズス菌など

腸内環境を整え、消化管吸収を良くしたり、腸管運動を良くし便通を整えたりします。また、免疫力を高め、感染を予防したりします。腸内に入った食物に含まれる栄養分や腸からの分泌物を栄養源として発酵し、同時に様々なビタミン等を産生します。ビタミンB群(B1・B2・B6・B12)、ビオチン、ビタミンK、葉酸、ニコチン酸、パントテン酸、アミノ酸などです。

悪玉菌:大腸菌、ウェルシュ菌など

腸内を異常発酵し腐敗を進めたり(ガスの発生)、発がん物質や毒素のある有害物質を産生したりします。下痢や便秘を引き起こしたり、体の抵抗力を弱めたりします。

では、善玉菌を増やし、腸内環境を整えるにはどうしたら良いでしょうか?ヨーグルトのような乳酸菌を含む食品を摂るだけでは充分とは言えません。

 ・ バランスの良い食事を摂る。インスタント食品や加工食品は控えめに。

 ・ 発酵食品(ヨーグルト、納豆、漬物、味噌、チーズなど)のほかにオリゴ糖を含む食品(玉ねぎ、ネギ、キャベツ、ごぼう、ジャガイモ、トウモロコシ、大豆、バナナ、ぶどうなど)を摂る。

 ・ ストレス、睡眠不足、過労に気をつける。特にストレスは腸内細菌のバランスが崩れ免疫機能に大きく影響します。

以上、述べたように腸内細菌はからだ全体の免疫機能に大きく関わっています。食事や生活習慣に気をつけて、健康な生活を送ってください。

病気のトピックス~RSウイルス感染症かも!

〜薬剤師 美濃口 豊〜

乳幼児に多い「RSウイルス(respiratory syncytial virus):RSV感染症」の患者が、冬から秋に流行していますが、平成24年度は夏場から急激に増え、秋に急増しました。

RSウイルスの特徴

原因となるRSウイルスは、とても感染力が強く、2歳までにほぼすべての乳幼児がRSウイルス感染症に罹ります。
  鼻水と咳で風邪に似た症状が2〜3日続いた後、ゼーゼーという呼吸になったり、哺乳力が落ちたりします。
  通常は2〜3日で改善に向かい、1週間ほどで回復することが多いです。多くは軽くすみますが、生後6カ月未満の乳児は、重症化しやすいです。
  乳幼児の肺炎の約半数、気管支炎の5〜9割はRSウイルスが原因だと見られています。

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病気のトピックス~痛風について

〜薬剤師 美濃口 豊〜

高尿酸血症(痛風)とは

高尿酸血症とは、血液中の尿酸の数値が高くなり尿酸が血液中に溶けきらなくなって結晶化してしまう病気で、いわゆる痛風(急性関節炎発作)とは、この溶けきらなくなった尿酸の結晶が体内に沈着し、それを白血球が異物と判断し攻撃してしまうことが原因で主に足の親指の付け根外側が激痛を伴い赤く腫れ上がる。中年男性に多く現れることが多い。
  高尿酸血症の発作の「痛風」という通称は、この発作が「風が吹いても痛い」ほどの激痛を伴うことからつけられた、と言われている。

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病気のトピックス~ノロウイルスについて

〜薬剤師 美濃口 豊〜

インフルエンザと並んで冬に流行する感染症がノロウイルスです。

患者が増えるのは例年11月ごろで、12月から1月にピークを迎え、その後は徐々に減っていき、夏は比較的少なくなります。

ノロウイルスは感染症の胃腸炎を起こし、激しい嘔吐と腹痛、下痢を繰り返し、発熱することもあります。これが、1~3日続いた後に回復します。止しゃ薬(いわゆる下痢止め薬)は、病気の回復を遅らせることがあるので使用しないことが望ましいでしょう。

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病気のトピックス~インフルエンザを予防しましょう

〜薬剤師 青木 敏朗〜

インフルエンザ感染のしくみを理解する

インフルエンザの流行する季節になりました。インフルエンザがどのようにして感染をしていくかを知り、感染をしないように対策をしましょう。

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病気のトピックス~ポリオワクチンについて

〜薬剤師 美濃口 豊〜

ポリオはウイルスの感染で手足の麻痺が出る病気で、かつて日本でも流行しましたが、予防接種の徹底で1981年以降、国内のポリオの自然感染による麻痺は1例もないです。自然感染の場合、感染しても90~95%は発熱せず、残りは発熱や頭痛、嘔吐など風邪の様な症状が出たり、無菌性髄膜炎が起きたりします。手足の麻痺などが出るのは1%弱とされています。

一般的にポリオワクチンは、毒性の弱い病原体を原料にした「生ワクチン」と、死滅した病原体やその一部を使う「不活性化ワクチン」があります。

生ワクチンは、ワクチンに含まれるウイルスに感染して、まれに接種後に麻痺がおきたり、周囲の人に感染したりすることがあります。日本では、2000年度以降で、14人の麻痺が国から認定されています。

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病気のトピックス~禁煙楽々成功?

〜薬剤師 美濃口 豊〜

平成22年10月からたばこが大幅に値上がりし、買い置きもなくなり、懐具合も切迫してきている人も多いのではないでしょうか?

健康のためにはやめるのが一番と分かっていてもやめられない人のために禁煙外来やお助けサイトが注目されています。

お助けサイトは、禁煙の経済的メリットを教えてくれたり、激励のメールが届いたり、活用してみてください。

2006年より禁煙治療は保険適用になりました。

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病気のトピックス~子宮頸がん予防ワクチンについて

〜薬剤師 美濃口 豊〜

子宮頸がんの原因と特徴について

子宮頸がんの原因の一つとして発がん性ヒトパピローマウイルス(以下HPV)が挙げられ、主に性的接触により感染します。HPVの中に発がん性HPVというのがあり、その中でもHPV16、18型が子宮頸がんから6~7割ぐらい見つかるタイプです。子宮頸がんは初期の段階では無症状なことが多く、定期的に検診しないと気づきにくいがんですが、早期発見で治療効果が高まることが判明しています。女性のがんのうち子宮頸がんは乳がんに次いで発症率が高く、特に20~30代で最も発症率が高いといわれています。

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病気のトピックス~細菌性食中毒に注意しましょう!

〜薬剤師 青木 敏朗〜

はじめに

夏場は冷たいものの飲み過ぎやクーラーなどで胃腸の調子の悪くなる方も多いと思います。また気温が高いため食中毒も多く報告されており注意が必要です。夏場の胃腸の不調は様々な原因がありますが、重症化する可能性のある食中毒は注意しなければなりません。食中毒は原因を知ることで予防することができます。また適切な対処が必要です。今回は、その中で特に注意が必要な細菌性食中毒のお話です。

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病気のトピックス~虫さされについて

〜薬剤師 青木 敏朗〜

春になり行楽の季節になりました。外に出ることが多く、服装も薄着になると思います。

今回は虫による刺症や咬症、いわゆる「虫さされ」についてのお話です。

特に春から夏にかけて、比較的多い事例や、重篤な症状を起こす主な虫の症状と対処法についてご説明したいと思います。

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病気のトピックス~子ども向け肺炎ワクチンとは?

〜薬剤師 青木 敏朗〜

子ども向け肺炎ワクチン「プレベナー」が、平成22年の春にワイスより発売されます。生後2カ月から7カ月の間に3回、12~15か月に1回の計4回を標準とするワクチンです。

インフルエンザ菌b型(Hib)と肺炎球菌が子どもの細菌性髄膜炎の主な原因で、毎年約千人がかかっています。

目立った症状は発熱で、風邪などと見分けるのが難しく、肺炎球菌が原因の場合、約7%が死亡し、約40%に知能や運動の障害が残るとの報告もあります。

両方のワクチンを打つと、髄膜炎の心配が減ると期待されています。

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病気のトピックス~百日咳の集団発生について

〜薬剤師 青木 敏朗〜

近年百日咳の患者が増加傾向にあり、成人患者を中心に集団感染を発生しております。

通常、百日咳とは百日咳菌による急性期の呼吸器感染症で小児感染症というイメージがありますが、最近の集団感染の報告をみますと大学や職場で20~40歳の成人患者に発生しております。

なぜ成人患者に急増するようになったのでしょう。

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病気のトピックス~新型インフルエンザとワクチンについて 4)

〜薬剤師 青木 敏朗〜

インフルエンザワクチンを接種すれば感染しないのか?

ワクチンの効果は接種後2週間から約5ヶ月とされています。 一度抗体ができても、感染やワクチンなどの抗原刺激がなければ、抗体はなくなりますが免疫の記憶として残ります。

これは、時々患者様と話していて気がついたことですが、ワクチンにより抗体ができても必ずしも感染を防ぐことはできません。

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