研修旅行のご案内アーカイヴ

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漢方の相談室~INDEX

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薬の基礎知識~INDEX

薬と上手に付き合うための基礎知識(23):インフルエンザ治療薬 

薬と上手に付き合うための基礎知識(22):残薬の問題と対処方法編

薬と上手に付き合うための基礎知識(21):骨粗鬆症に係る薬編

薬と上手に付き合うための基礎知識(20):抗生物質・抗菌薬編

薬と上手に付き合うための基礎知識(19):男性のトイレに係る薬

薬と上手に付き合うための基礎知識(18):睡眠薬編

薬と上手に付き合うための基礎知識(17):胃薬(胃腸機能調整薬)編

薬と上手に付き合うための基礎知識(16):胃薬(消化性潰瘍治療薬)編

薬と上手に付き合うための基礎知識(15):消毒薬編

薬と上手に付き合うための基礎知識(14):抗血栓薬編

薬と上手に付き合うための基礎知識(13):手指消毒薬編

薬と上手に付き合うための基礎知識(12):服用補助製品編

薬と上手に付き合うための基礎知識(11):吸入薬(エアゾール剤)編

薬と上手に付き合うための基礎知識(10):吸入薬(ドライパウダー)編

薬と上手に付き合うための基礎知識(9):肛門坐薬編

薬と上手に付き合うための基礎知識(8):点耳薬編

薬と上手に付き合うための基礎知識(7):点鼻薬編

薬と上手に付き合うための基礎知識(6):うがい薬編

薬と上手に付き合うための基礎知識(5):貼付剤編

薬と上手に付き合うための基礎知識(4):点眼薬編

薬と上手に付き合うための基礎知識(3):塗布薬編

薬と上手に付き合うための基礎知識(2):お薬服用編

薬と上手に付き合うための基礎知識(1)

ジェネリック医薬品II

ジェネリック医薬品Q&A

OTC薬って何?

OTCトピックス:フッ化物洗口剤による虫歯予防

虫歯は、糖質の入った食品の摂取により歯垢中の口腔細菌が酸を産生し、歯の硬組織が脱灰(酸によって、歯のエナメル質が溶かされる現象)することで起こる疾患です。虫歯予防の方法としては、う蝕(虫歯)の前駆状態である歯の表面の脱灰に対して、フッ素化物イオンが再灰化(唾液の作用により、酸が中和されて歯の表面が元に戻る現象)を促進することから、フッ化物の応用が効果的とされています。フッ化物を用いて行う、う蝕予防を目的としたフッ化物応用法には、フッ化物洗口法やフッ化物配合歯磨き粉の使用、フッ素スプレー、フッ化物歯面塗布法などがあります。なかでもフッ化物洗口法は、とくに4 歳から 14 歳までの期間に実施することでう蝕予防対策として大きな効果をもたらすことが示されています。また、成人の歯と歯茎の境目のう蝕や根面う蝕の予防効果もあり、安全性が高く公衆衛生的特性に優れた方法とされています。

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登録販売者ワンポイント講座〜「滋養強壮剤・ドリンク剤等成分(1)カフェイン」

〜薬剤師 今井 孝浩〜

●カフェインの薬理作用

カフェインには中枢神経系を興奮させて眠気を払う作用や、疲労感を軽減させる作用があり、通常摂取後30分程でその効果が現れます。

尚、体内で代謝され血中濃度が半減するまでに4〜6時間かかります。

  • 中枢神経刺激作用
  • 心臓刺激(心収縮力増大・心拍数増加)
  • 利尿作用
  • 平滑筋弛緩作用(特に気管支・血管平滑筋)
  • 延髄〜呼吸促進
  • 胃酸及びペプシン分泌促進作用
  • 鎮痛薬の補助作用
  • 基礎代謝促進作用

●カフェインの過剰摂取に注意

カフェインの薬理作用の為、残業や夜勤などの時に眠気予防や気分転換にカフェインを含むコーヒーや栄養ドリンク等を飲む人は多いと思いますが、健康成人の場合健康リスクが増大しない1日のカフェイン摂取量は400mgとされています。

  • コーヒー(マグカップ1杯(237cc)に100〜150mg)
  • 一般的栄養ドリンク剤(50mg)
  • エナジードリンク(80〜150mg)
  • 眠気防止薬(1回量100〜160mg)

風邪薬や鎮痛剤等ににもカフェイン配合のものがあります。

前述の通り、カフェインが体内で代謝され血中濃度の値が半減するまで4~6時間かかります。
この事により、短い時間にカフェインを摂取し続けると、重篤な急性中毒症状が表れることがあります。

中毒症状には、頭痛や吐き気、心拍数の増加、不安感、不眠、下痢、手足の震えなどがあり、嘔吐や意識障害を起こすこともあります。

2015年には国内初めてのカフェイン中毒死が起きました。

カフェインを添加した清涼飲料水が多数販売されている昨今、飲み過ぎには注意しましょう。

薬と上手に付き合うための基礎知識(23)

〜薬剤師~金子 昌弘〜

インフルエンザ治療薬

インフルエンザは例年11月下旬頃から始まり、12月中旬頃に流行期に入ります。1月から3月がピークとなり、その後患者数は減少してきます。症状は38℃以上の高熱と倦怠感、筋肉痛や関節痛などの全身症状が起こります。原因となるインフルエンザウイルスにはA型、B型、C型があり、抗原性の違いから分類されています。

咳やくしゃみなどによる飛沫物による飛沫感染、飛沫物が付着したものを手などで触れて取り入れてしまう接触感染により、感染が広がります。ウイルスが体内に侵入してから症状が出るまで1~2日の潜伏期間があります。インフルエンザに感染した場合、他の人にうつしてしまう可能性は、発症1日前から発症後5~7日間と言われているので、気付かないで感染してしまう可能性があります。

インフルエンザは高齢者では重症化することもあり、小児ではまれにインフルエンザ脳症を起こすこともあり注意していくことが大事です。今回はインフルエンザ治療薬について紹介します。

インフルエンザ治療薬の種類

ノイラミニダーゼ阻害薬が主流になります。インフルエンザウイルスは、細胞に侵入した後に増殖するためのRNAという遺伝情報を放出して、細胞の核内で遺伝子合成が行われます。遺伝子合成後に細胞内で増殖したウイルスは別の細胞へと移動してさらに増殖を繰り返します。

細胞内で増殖したインフルエンザウイルスは、細胞の外に遊離するためにノイラミニダーゼというタンパク質により、ウイルスを細胞から切り離して別の細胞に移動します。ノイラミニダーゼ阻害薬はノイラミニダーゼを阻害することで細胞からウイルスの遊離を抑えて、ウイルスの新たな移動を抑えて増殖を抑えます。いわゆる細胞に封じ込めるような治療となります。

また平成30年からキャップ依存性エンドヌクレアーゼ活性を選択的に阻害する薬が使用されるようになりました。キャップ依存性エンドヌクレアーゼは、感染細胞内のmRNA前駆体を特異的に切断する酵素で、ウイルスmRNA合成に必要なRNA断片を生成します。キャップ依存性エンドヌクレアーゼ活性を阻害することで、ウイルスのmRNAの合成は阻害されてウイルスの増殖を抑制します。

いずれの薬もウイルスを死滅させる薬ではないので、増殖がピークに達する前に使用することが必要で、可能な限り速やかに使用を開始することが望まれ、発症後48時間以内に使用します。

抗インフルエンザ治療薬の分類

一般名 作用機序 剤型 投与回数
オセルタミビル ノイラミニダーゼ阻害 内服 1日2回/5日間
ザナミビル ノイラミニダーゼ阻害 吸入 1日2回/5日間
ラニナミビル ノイラミニダーゼ阻害 吸入(粉末・ネブライザー) 単回
ペラミビル ノイラミニダーゼ阻害 静注 15分以上かけて単回
バロキサビル キャップ依存性エンドヌクレアーゼ活性阻害 内服 単回

服用方法と注意点

オセルタミビルおよびバロキサビルは内服、ザナミビルとラニナミビルは吸入薬、ペラミビルは点滴静注で使用します。吐き気などの消化器症状が強い場合には吸入薬を、吸い込む力が弱い場合など正しく吸入できない場合には内服薬、内服や吸入することが困難な場合や、重症の場合では点滴静注を選択します。

ラニナミビルは単回吸入で使用できるので利便性に優れます。上手く吸うことができない幼児や小児、高齢者等に対してはネブライザーで使用する剤型があります。

ザナミビルは5日間吸入するために単回で使用するラニナミビルと異なり、吸入が上手くできなかった場合のリスクを回避することができます。

インフルエンザの症状は使用後に緩和してきますが、オセルタミビルおよびザナミビルは5日間使用していくことが必要です。また耐性ウイルスの発現を予防するために処方された薬は使い切ることが大事です。副作用を思わせる症状などが出た場合には医師に報告して指示を受けるようにしてください。

バロキサビルは平成30年から販売されました。単回服用で効果が得られるため、使用に対する患者さんの負担が少ないため、多くの医療機関で使用されました。ただしシーズン中から耐性問題が取り上げられ、今後の使用に関して取り決めを行うことも予想されます。

いずれの薬剤も速やかに使用することが大事です。異常行動に関しては、抗インフルエンザ薬の使用の有無や種類にかかわらず報告されています。異常行動は就学以降の小児・未成年者で報告があり、発熱から2日以内に発現することが多いので、発熱から少なくても2日間は就寝中も含め、小児や未成年が容易に住居外に飛び出さないように注意することが大切です。

薬の注意点など、不明な際は薬剤師に確認を

吸入薬をもらったが、インフルエンザの検査を鼻腔で行ったので、口から吸わないで鼻から吸うものだと思っていた患者さんがいます。抗インフルエンザ薬は医師の指示を守り適切に使用することが大切です。インフルエンザウイルスは増殖が非常に速く、ウイルス1個が24時間で約100万個になるといわれています。適切に速やかな使用をすることが必要です。単回使用の薬剤は速やかに使用するようにしてください。1日2回使用するオセルタミビルおよびザナミビルも初回の使用は速やかに使用して、2回目以降は規則的に使用します。

各薬剤の使用に関しては医師の指示を守り正しく使用してください。特に説明を受けていない場合には、オセルタミビルは薬を入れる袋(薬袋)に朝夕食後と記載していることが多いと思いますが、初回は食事に関係なく直ぐに服用します。午後に受診した場合には初回を直ぐに服用した後、2回目は3時間以上あけて使用することで効果が安定します。夕方からの使用の場合は2回目を使用するかどうか薬剤師に確認するようにしてください。ザナミビルも同様に初回は直ぐに吸入します。2回目の吸入は2時間以上あければ吸入は可能と報告がありますが、オセルタミビルと同じ3時間以上あければ2回目を使用できると考えます。2日目以降は朝と夕に定時的に使用することで薬の効果が安定します。医師からの指示を受けていない場合には参考にしてください。

安全に使用していただくために何か不明な点がありましたら、薬剤師に確認して適切に使用するようにしましょう。

漢方の相談室~漢方で乾燥肌対策

秋から冬にかけて気温が下がり、空気が乾いてくると、乾燥肌に悩まされる方が多くなります。「肌は内臓の鏡」と言われるくらい、内臓との関係性が深いと言われています。

肌が乾燥しているということは、体の内側が乾いているからかもしれません。漢方ではこのような状態を「津液(しんえき)の不足」ととらえます。津液不足を補うには「瓊玉膏(けいぎょくこう)」がおすすめです。瓊玉膏は体に潤いを与える成分を多く含み、「飲む美容液」とも呼ばれています。

また冷えからくる血行不良がある場合には、血行を良くし皮膚に潤いを保つ「当帰飲子(とうきいんし)」や「血」の停滞を正常にする「血府逐瘀湯(けっぷちくおとう)」を併用します。

症状が出てから対処しても治りづらいことが多いので、早めの対策が肝要です。保湿剤と併せて今のうちから予防的に服用するのが良いでしょう。

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藤沢市薬業協会・薬剤師会合同研修会のお知らせ

令和元11月吉日
協同組合藤沢薬業協会・(一社)藤沢市薬剤師会
研修担当

時下、先生方におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。また平素より組合及び会務運営に関しましてご協力いただき誠にありがとうございます。

この度、組合と薬剤師会合同で研修会を開催する運びとなり、講師に大阪市立大学大学院医学研究科 准教授 大藤 さとこ先生をお招きすることができ、ご講演を賜ることとなりました。ご多忙のこととは存じますが、万障お繰り合わせの上、ご出席賜りますようお願い申し上げます。

 

日      時

2019年12月12日(木)19:00~ *19:40にて受付を終了致します。

会      場

藤沢商工会館ミナパーク 藤沢市藤沢607-1 TEL:0466-29-3789

プログラム

19:00 開会の挨拶

協同組合 藤沢薬業協会会長 福島 勇二

19:10 特別講演
『インフルエンザワクチンの有効性の考え方とワクチン株選定の経緯について』

大阪市立大学大学院医学研究科 公衆衛生学
准教授 大藤 さとこ 先生

研修単位:

1単位

研修費:

藤沢市薬剤師会会員
無料(会員証、店舗協力会員証をご持参願います。)
非会員 1,000円
なお、組合員も研修費は無料です。

共催 協同組合藤沢薬業協会/一般社団法人藤沢市薬剤師会/武田薬品工業株式会社

※当日、薬剤師名簿登録番号が確認出来ない場合には、研修シールをお渡しできませんのでご注意下さい。また、藤沢市薬剤師会第一種会員の方は、先日配布したバーコードをお手持ちの会員証に添付して 研修会にお持ちください。
【お願い】お車でご来場の方は、付近の有料駐車場をご利用下さい。

漢方の相談室~身体の内側からスキンケア

人の見た目年齢を決めるポイントの一つが肌の状態です。皮膚の一番外側は表皮と呼ばれ、常に新しい細胞が作られています。古い細胞は新しい細胞に押し上げられ、最終的には角質となり垢としてはがれ落ちます。この一連の過程をターンオーバーと呼び、約6週間で全ての細胞が入れ替わります。

近年の研究では毛細血管の働きが衰えこのターンオーバーに必要な栄養を送り届けたり老廃物を回収することができなくなると、シワやシミを始め様々な皮膚疾患の原因になることがわかってきました。化粧品や外用剤などによる皮膚表面からのスキンケアは重要ですが、血液の質を高め流れを活性化させることも、とても重要です。食事や運動、生活習慣の見直しが第一ですが、適切な漢方薬や健康食品で補うことで、より効果的なアンチエイジングが期待できます。

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