登録販売者試験キーワード講座〜「人体の構造と働きⅠ(消化器系・呼吸器系)」

〜薬剤師 今井 孝浩〜

例)

人の体の一番小さい単位が( ① )で、細胞が集まって( ② )を作り、組織が集まって、特定の働きをする( ③ )を形成、器官が集まって協働し、一つの機能を持ったものを( ④ )と言う。

①細胞

②組織

③器官

  • ○胃・腸、肝臓、肺、心臓、腎臓等、内臓器官
  • ○目・鼻・耳等、感覚器官
  • ○皮膚、骨・関節、筋肉等、運動器官
  • ○脳や神経器官

④器官系

●消化器系

食べ物を消化して生命維持に必要な栄養分を吸収し、残ったものを排出する器官。
口腔から肛門まで続く約9mの管。消化には消化腺から分泌される消化液による化学的消化と消化管等の運動による機械的消化がある。

  • 口腔:歯「歯根・歯茎・歯冠・エナメル質・象牙質」エナメル質は体で最も硬い部分。
  • 咽頭:喉頭より上にあり、食道と気管の交わるところ(両方に属す)。
  • 食道:上下端に内容物の逆流を防ぐ括約筋、消化液の分泌無い。
  • 胃:胃酸・ペプシノーゲン・ペプシン(タンパク質を分解)・ペプトン・胃粘液。
  • 小腸:6~7m、十二指腸・空腸・回腸、絨毛有。
  • 大腸:1.5m、盲腸・虫垂・上行結腸・横行結腸・下行結腸・S字結腸・直腸、絨毛無い。
  • 消化腺:膵臓「弱アルカリ・膵液・血糖値を調整するホルモン(インスリン・グルカゴン)」。
        
    • 胆嚢「胆汁を濃縮して蓄える(胆汁は肝臓で作られる.)」
    • 脾臓「血液から古くなった赤血球を処理」
    • 肝臓「胆汁生産、アミノ酸生合成(必須アミノ酸以外)、グリコーゲン貯蔵、脂溶性・水溶性ビタミン(B6/B12等)の貯蔵、有害物質を代謝(アンモニア→尿素・アルコール→アセトアルデヒド→酢酸)
    • 消化:
      でんぷん(炭水化物)
      「ブチアリン(唾液アミラーゼ)、デキストリン、麦芽糖、アミラーゼ)、ブドウ糖、グリコーゲン」
      タンパク質
      「ペプシン。ペプトン、トリプシン、アミノ酸」
      脂質
      「トリグリセリド、リパーゼ、脂質に再形成、乳状脂粒(カイロミクロン)」
    •     

●呼吸器系

呼吸「空気と血液とのガス交換」を行う。

  • 上気道:「鼻腔、咽頭(消化管と気道の両方に属す)、喉頭)」
  • 下気道:「気管、気管支(肺胞・血液中の二酸化炭素と呼気中の酸素とのガス交換、肺(筋組織は無く、横隔膜・肋間筋により拡張・収縮」

○循環器系

○泌尿器系

○脳・神経系

登録販売者継続研修の参加者募集

平成24年4月1日より、一般用医薬品販売に従事する全ての登録販売者は資質向上のための外部研修(12時間以上)が義務付けされました。

この継続研修会は厚生労働省が示したガイドラインに添って学習実施要項を決め、登録販売者の研修事業を推進するものです。

※オンクリックで拡大表示

まだ、どこの継続研修会にも参加していない登録販売者でも間に合いますので是非、参加くださるようお願いします。

●カリキュラム

第1回:

①地方行政の話/リスク区分の変更があった医薬品/薬事関係法規・制度、医薬品の適正使用・安全対策 【講師 山崎康宏:1時間】

②胃腸薬・整腸、止瀉薬(便秘薬) 【講師 青木敏朗:1時間30分】

③解熱鎮痛薬、総合感冒薬、鎮咳去痰薬 【講師 柘植敬子:1時間30分】

④虫さされ、痒み止め用薬、虫除け薬 【講師 今井孝浩:2時間】

第2回:

①薬事関係法規・制度、医薬品の適正使用・安全対策、登録販売者として求められる理念、倫理、関連法規等 【講師 美濃口豊:1時間30分】

②眼科用薬 【講師 柘植敬子:1時間 30分】

③点鼻薬、鼻炎内服薬 【講師 後藤君代:1時間 30分】

④漢方薬 【講師 福島勇二:1時間 30分】

●受付人数
先着80名(2回受講される方が優先となります)

●曜日・時間
第1回 平成30年11月11日(日) 13時〜19時30分
第2回 平成31年 2月17日(日) 13時〜19時30分

●講習会場
藤沢市薬事センター 2F 会議室

●受講料
 事前振込または事前持参(11月9日までにお支払下さい。理由の如何にかかわらず、お支払後の返金には応じられませんので、あらかじめご了承下さい。)

 振込先:
横浜銀行 藤沢支店 普通預金0133395
口座名 協同組合藤沢薬業協会
持参先:藤沢市薬事センター
 組合員・賛助会員(家族・従業員含む)1日間3,000円 2日間6,000円
 組合員,賛助会員以外 1日間5,000円 2日間10,000円

テキストには「今日のOTC薬 改訂第4版(南江堂)」(定価3,800円税別)を使用しますので各自ご用意ください。

●申し込み・問い合わせ :
藤沢市薬事センタ−
〒251-0052 藤沢市藤沢921番地TEL.0466-22-8664 / FAX.0466-23-5898

※通常開所時間は平日(月〜金曜日)8:30〜17:00です。

※研修日当日、車での御来場は付近の有料駐車場をご利用ください。

登録販売者継続研修 参加申込書

第11回 登録販売者試験 直前対策セミナー

いよいよ9月9日の平成30年度神奈川県登録販売者試験が近づいてきました。登録販売者試験の受験資格が変更され、誰でも受験できるようになりました。

6日間受けただけで確実に合格に近づける直前対策セミナーを開催します。また、復習したい登録販売者(修了証あり)や薬学生も歓迎します。

●講師

1.医薬品に共通する特性と基本的な知識 美濃口 豊
2.人体の働きと医薬品 今井 孝浩
3.主な医薬品とその作用 福島 勇二、青木 敏朗
4.関係法規・制度 後藤 君代
5.医薬品の適正使用・安全対策 ササ山 実紀

●参考書は、登録販売者試験受験対策 共通テキスト(2018年度版)
上・下巻 6,680円 電話045-478-5453

●受付人数:先着20名(5名未満の場合は中止になる事があります。)

●曜日・時間

6月23日(土) 20時~無料模試(今井)
7月 8日(日) 10時~17時(今井・ササ山・後藤)
7月28日(土) 20時~模試(今井)
8月5日(日) 10時~16時30分(美濃口・青木)
8月19日(日) 10時~15時(福島)
15時~模試(今井)
8月25日(土) 20時~模試(後藤・ササ山)

●講習会場:藤沢市薬事センター 2F

●受講料:
組合員・賛助会員(家族・従業員含む)6日間 8,000円 1日だけ受講 3,000円
組合員・賛助会員以外 6日間 12,000円 1日だけ受講 4,000円
薬学生 6日間 4,000円(学生証提示してください)
6月23日(土)の無料模試だけでも受験できます。

●申し込み・問い合わせ:申込書をFAXにて送信してください。
車での御来場は付近の有料駐車場をご利用ください。

■平成29年度神奈川県登録販売者試験概要
 試験日:9月9日(日)
 場 所:國學院大學 たまプラーザキャンパス・麻布大学
 申し込み受付期間:成30年5月21日(月)から6月22日(金)

■協同組合 藤沢薬業協会
 〒251-0052 神奈川県藤沢市藤沢921番地
 TEL.0466-22-8664 / FAX.0466-23-5898

登録販売者試験 直前対策セミナーと無料模試申込書

第11回 登録販売者試験対策 無料オリエンテーション

第1回の神奈川県登録販売者試験は、平成20年9月24日に発表があり、藤沢薬業協会の登録販売者試験対策講習会において、基礎、応用、直前編と三つのコースに在籍した受講生の合格率は95.7%でした。また、神奈川県の合格率は84.5%で、比較的勉強している人には簡単な試験でした。ところが、年々難しくなる傾向で、昨年度の神奈川県の合格率は46.7%でした。

本年度も各県独自で問題作成になり、受験資格が変更され、誰でも受験出来る様になり、いっそう狭き門になる傾向が予測されます。

つきましては、平成30年度神奈川県登録販売者試験に向けて、無料オリエンテーションを開催し、勉強方法、本の紹介、試験の概略などを説明いたします。また、試験対策の講習会も夏期に開催します。

●日時 : 5月31日(木) 20時~21時  無料オリエンテーション

●進呈 : 平成30年度神奈川県登録販売者試験 申請書一式

●場所 : 藤沢市薬事センター 2F

●申し込み・問い合わせ : 協同組合 藤沢薬業協会〒251-0052 神奈川県藤沢市藤沢921番地TEL.0466-22-8664 / FAX.0466-23-5898

※車での御来場は近隣の有料駐車場をご利用ください。

■登録販売者試験の受験資格(薬剤師は受験する必要がありません)
学歴、経験は問いません。 ※医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律の改正により、平成26年度以前の受験資格が変更されました。

■平成30年度神奈川県登録販売者試験概要
試験日:9月9日(日)
場 所:國學院大学 たまプラーザキャンパス
時 間:午前10時から午後3時30分まで ※集合時間 午前9時30分

※申し込み受付期間
平成30年5月21日(月)から6月22日(金)

登録販売者ワンポイント講座「口腔用薬(歯周病)」

〜薬剤師 今井 孝浩〜

歯はきちんと管理しないと虫歯や歯周病になり、最悪の場合、歯を失ってしまいます。

それだけでなく、歯周病は炎症を起こす物質を生じさせ血糖値の高い状態を引き起こし、糖尿病を悪化させることがわかってきました。

また、歯周病が心臓血管疾患や認知症の発症リスクを高めるとの報告もあり全身の健康の為にも歯の管理が重要になってきています。

「歯周病」

  • 〇細菌の感染によって引き起こされる炎症性疾患。
  • 〇歯と歯肉の境(歯肉溝)に歯垢がたまり歯肉辺縁部が炎症、進行すると歯周ポケットが深くなり歯を支える土台が溶けて歯がグラつき、最終的に歯を失う事に。
  • 〇口の中には300~500種類の細菌が住んでいて、普段はあまり悪い事をしないがブラッシングが不十分だったり砂糖の取りすぎ等で細菌が粘着質の物質を産生、歯の表面にくっ付く。これを歯垢(プラーク)と言い、強くうがいをしても取れない。

(1)プラーク

  • 〇歯垢(プラーク)1mgには10億個の細菌が住むと言われ、虫歯や歯周病を引き起こす。
  • 〇歯垢(プラーク)は取り除かないと硬くなり、歯石となりより強固に付着し、これはブラッシングだけでは取り除けず歯周病を進行させる。

(2)全身に影響を及ぼす歯周病

  1. 狭心症・心筋梗塞・脳梗塞
    歯周病原因菌の刺激や、動脈硬化を誘導する物質を出すと言われている。
  2. 糖尿病
    歯周病は糖尿病の合併症の一つと言われてきたが、歯周病になると糖尿病の症状が悪化すると逆の関係も明らかになり歯周病治療で糖尿病の改善する事も分かってきた。
  3. 妊婦「妊娠性歯肉炎・低体重児、早産」
    妊娠すると歯周病にかかりやすいと言われている。これは女性ホルモンがある特定の歯周病原因菌の増殖を促し、これらのホルモンは、妊娠終期には通常の10~30倍成る事が一因。歯周病菌が血中に入り胎盤を通して胎児に直接感染するのではと言われています。ただし、歯周病は治療可能で、予防も十分可能です。
  4. 誤嚥性肺炎
    食べ物や異物を誤って気管や肺に飲み込み発症する肺炎。誤飲性肺炎の原因菌の多くは歯周病菌と言われているので歯周病のコントロールが誤飲性肺炎の予防に有効。

他に骨粗鬆症、認知症等にも関与しているとも言われています。

(3)歯周病って治るの?

以前は「不治の病」と言われたこともありましたが、今では予防も治療も可能に。歯周病の原因は歯垢ですからためない・増やさないが予防の基本になります。

また、歯垢だけではなく、歯周病を進行させる他の因子として歯ぎしり、くいしばり、かみしめ、合わない義歯・冠、喫煙・ストレス、糖尿病、肥満、薬などもあります。

(4)歯周病チェックリスト(3つで油断禁物、6つ以上で歯周病の疑い)

  • 朝起きたとき、口内がネバネバする。
  • ブラッシング時に出血。
  • 口臭。
  • 歯肉がむずかゆい、痛い。
  • 歯肉が赤くはれている。
  • 硬い物がかみにくい。
  • 歯が長くなったような気がする。
  • 前歯が出っ歯になったり、歯と歯の隙間が出来食べ物が挟まる。

(追記)フッ素

歯の健康を保つ目的でフッ素入り歯磨きや、最近では洗口剤・ジェル、歯科での塗布等あります。追記でフッ素の効果簡単に記載して置きます。

  1. 再石灰化で初期虫歯を治す
    食事をすると、酸によって歯に含まれるカルシウムやリンなどのミネラルが溶けだします。しかし、通常では唾液が働いて、溶けだした成分をもとの状態に戻します。この働きを歯の再石灰化と呼びます。
    こうした歯の再石灰化を助けるのがフッ素なのです。唾液中にフッ素イオンが存在していると、溶けだしたカルシウムがより多くエナメル質に再吸収されます。フッ素は再石灰化を促進し、歯の修復を促すのです。これにより、でき始めの初期虫歯を治療し、健康な歯を保ってくれる。
  2. 歯を強化する
    歯の再石灰化にあたり、フッ素は歯の表面のエナメル質の成分と結びついて、フルオロアパタイトという硬い構造を作りあげます。この働きにより、ミネラルが溶けだしにくく、虫歯になりにくい強い歯にしてくれる。
  3. 虫歯菌の活動を抑制する
    フッ素は虫歯菌の活動を抑制する働きも持っています。フッ素は虫歯菌の出す酸の量を抑えることができるので、酸により歯を溶かされることがなくなり、虫歯を予防することができるのです。

(参考:歯科医師会HP、日本歯周病学会HP、日本臨床歯周病学会等HP、今日の健康)

登録販売者ワンポイント講座〜「歯科・口腔用剤」

〜薬剤師 今井 孝浩〜

「口腔」

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口の内腔を口腔といい、くちびる(口唇)から咽頭との境までが範囲となる。消化器の入り口で食物の咀嚼に必要な歯や、味覚器官・食物の咀嚼嚥下・発声の補助として働く舌、唾液を分泌する唾液腺が開いている。口腔はその奥で咽頭・鼻腔・消化管・気管とつながり複雑な構造をしている。

「口腔内の炎症の原因」

口腔では常に摂取・呼吸・発声などにより外部と接していて、細菌・ウィルス・埃などが侵入・付着する。口腔内は粘膜などにより防御機能が働いているが侵入したものにより炎症が起きたり、全身症状を呈したりすることがある。

「歯科・口腔用剤」

口腔やのどの炎症、また口腔周辺の特徴的症状として口内炎・口唇ヘルペス・歯痛・歯槽膿漏・口臭などに使われ、殺菌成分・消毒成分・消炎成分などが含まれ、含嗽薬・局所スプレー・トローチ・軟膏・添付剤などの剤形がある。

◎基礎疾患がなく、喉の炎症(痛み・腫れ・不快感・声がれ)

含嗽薬・のどスプレーなど殺菌・消毒薬、消炎成分配合のトローチ。

《受診勧奨》OTC薬を5-6日使用しても改善しない、悪化する。炎症が広範囲。

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登録販売者ワンポイント講座〜「便秘」

〜薬剤師 今井 孝浩〜

◎便秘とは?

成人では食事を摂取して便として排泄されるまでの時間は24~72時間。摂取された食物は消化管を通過する間に栄養素を体内に吸収できるよう分解され、栄養素は主に小腸で吸収され、大腸で水分が吸収されて直腸に到達、直腸に満たされて内圧が上がると直腸壁の神経を介して大脳に伝えられ便意が起きる。次いで反射的に直腸の蠕動運動、肛門括約筋の弛緩で体外に排泄される。

成人の1日の糞便量は、100g~250gで65%~75%は水分で、残りが固形物。便の量は、吸収の良い物(魚・肉等)は少なく、穀物・野菜等食物繊維の多い物では水分を多く吸収しカサが増す。カサが増すと腸管を刺激し排便を促す。便の色は胆汁の色で、食物の影響を受ける。

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登録販売者継続研修の参加者募集

平成24年4月1日より、一般用医薬品販売に従事する全ての登録販売者は資質向上のための外部研修(12時間以上)が義務付けされました。

この継続研修会は厚生労働省が示したガイドラインに添って学習実施要項を決め、登録販売者の研修事業を推進するものです。

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第10回 登録販売者試験 直前対策セミナー

いいよいよ9月10日の平成29年度神奈川県登録販売者試験日が近づいてきました。一昨年から平成26年以前の登録販売者試験の受験資格が変更され、誰でも受験できるようになりました。

6日間受けただけで確実に合格に近づける直前対策セミナーを開催します。また、復習したい登録販売者(修了証あり)や薬学生も歓迎します。

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第10回 登録販売者試験対策 無料オリエンテーション

第1回の神奈川県登録販売者試験は、平成20年9月24日に発表があり、藤沢薬業協会の登録販売者試験対策講習会において、基礎、応用、直前編と三つのコースに在籍した受講生の合格率は95.7%でした。また、神奈川県の合格率は84.5%で、比較的勉強している人には簡単な試験でした。ところが、今までの平均合格率は、47.3%で、だんだん難しくなっています。

本年度も昨年と同様に各県独自で問題作成になり、登録販売者試験の範囲を示す「手引き」が一昨年に若干改定され、受験資格が変更されたため、受験者数が多くなり狭き門になる傾向になると予測されます。

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