漢方の相談室~生理痛

中学校一年の時の初潮より、生理痛があり、二日目が最もひどく子宮がつままれるように痛くなり、冷や汗が出るという女性は現在27歳になったという。痛みは5分から10分間隔で襲ってきて、眠気と腰周辺の悪寒があり、血の塊のようなものが出てエビ状になりながらのた打ち回るという。生理前には、便秘になり、胃と乳房の横が張って痛くなり、むくみ、腰より下に力が入らなくなる。イライラも激しくなり、唇の乾燥感もひどくなり、生理になると下痢気味なる。排卵日近くになると、茶色のおりものがあり、生理後には身体全体の黄色みが強くなり、頭がボーとし、病み上がりのようであるという。生理は28から35日の間で来て、出血は6から9日で終わるという。ホルモンバランスを調整する能力をつけるために、子宮内の古血を取り去り、血を補う、「折衝飲・せっしょういん」に子宮を温める、「呉茱萸・ごしゅゆ」と「生姜・しょうきょう」を加え服用していただいた。一か月づつ痛みが和らぎ、一年半服用するころには、15年間続いた痛みは嘘にようですと喜んでいます。

『漢方の相談室』一覧へもどる次へ

※これらの『おくすり相談事例』は薬剤師・鍼灸師の福島勇二先生が湘南朝日に連載したコラム『漢方の相談室』より転載したダイジェスト版です。