漢方の相談室~秋の長引く咳

秋から冬にかけ、朝と夕の気温差が大きくなり、風邪でもないのに、長引く咳に悩んだことはありませんか。この悩みを抱える多くの人は寝汗をかきやすい、のどや口、目が乾きやすい、乾燥肌などの症状として現れます。加齢とともにその症状が重度化し、睡眠不足やストレス、疲労、喫煙などで悪化します。秋になり、空気が乾燥してくると症状が出やすくなります。このような場合には「八仙長寿丸」がおすすめです。この漢方薬は腎を養い、若返らせることで有名で、肺の機能する力を強くすることによって咳の症状を和らげます。

他にも、のどの痛みが強かったり、熱のこもったような咳が出るという場合には「養陰清肺湯」がおすすめです。これはのどの痛みや咳のほかにも、カラオケなどで疲弊したのどの治療薬としても最適です。

『漢方の相談室』一覧へもどる次へ

※これらの『おくすり相談事例』は薬剤師・鍼灸師の福島勇二先生が湘南朝日に連載したコラム『漢方の相談室』より転載したダイジェスト版です。